2013年12月1日日曜日
'13.12.01 【宮城県】 蒲生干潟・荒浜
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震災以降初めて市内の海岸に出かけました。
蒲生干潟は伊豆沼と並んで全国的に有名な野鳥の宝庫ですが,
当然,震災で大きなダメージを受けています。
市民の活動でなんとかよみがえり始めていますが,
悪評高い防潮堤事業がこの干潟もツブしてそびえる計画です。
太平洋に海水浴や自然保護は必要ないということなのでしょう。
お金動くし…。
準備に手間取り,着いたのは6時20分です。
ここからだんだん空の表情が変わってゆきます。
雲のフィルターでおもしろい光跡になりました。
日の出
周辺はまだまだ津波を思い出させる状況です。
高砂神社
荒浜に移動する途中にも祠がありました。
このあたりは田んぼだったのですが,除塩ができていないのでしょう。
一体がすえた塩の匂いです。
なんだか,他の市町村より仙台市の沿岸部の方が復旧がされていない気がしました。
こんなだし…
住宅街をアオサギが飛ぶし…
旧荒浜小学校舎は立ち入り禁止ですが,非常時の避難施設になっています。
震災時は停電だったため,当然テレビの映像は見ていません。
ラジオから「仙台市荒浜の市道に200名の遺体…」と報道されたときに,
何を言っているのか理解ができなかったことを思い出します…。
その地にある小学校ですが,津波への防災意識が高かったので,海辺にありながら多くの命が救われました。
今日はこの海に献音…。
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