2015年8月16日日曜日

'15.08.16 【岩手県】奥の細道(平泉)

世界遺産の見学に来たわけではなく
「オオフジツボ」ライブの時間つぶしに見学をしました…。

仙台人にとって「一関厳美渓~平泉中尊寺」は,中学の遠足コースなので,
大人になっての観光渇望度は「低」です。
(猊鼻渓は行ったことない…)

なので今回は,松尾芭蕉君に案内してもらいます。
(ただの手抜きです)。

芭蕉君
「三代の栄耀一睡のうちにして、 大門の跡は一里こなたにあり。秀衡が跡は田野になりて、金鶏山のみ形を残す。」
【三代にわたって栄えた藤原氏の栄華も一睡の夢のように消え、大門のあとは一里ほどこちらにある。秀衡が住んでいた場所は田んぼになっていて、金鶏山ばかりが昔の形をのこしている。 】
 
秀衡が建てた無量光院跡
現在修復中ですが,金鶏山に沈む夕日は変わらずに見られるそうです。
Mark Akixa さんも オオフジツボさんも,ここをモチーフに曲を作っています。
が,悲しいことに作曲の才能ゼロの私には何も浮かびません…。

次に行きましょう。

芭蕉君
「まづ高館にのぼれば、北上川南部より流るる大河なり。衣川は、和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落ち入る。」
【まずは高館に登ると、(眼下には)南部から流れてくる北上川という大河が見える。衣川(という川)は、和泉の城をまわって流れ、高館のところで大河(北上川)に合流をしている。】

高館に登りました。
義経伝説のピーク,自害の場です。
北上川の流れは芭蕉の時代と変わっていません。
たぶん…。
 
義経堂
資料館にあった
「がんばれ!」としか言いようのない仁王像
高館は参拝料が必要です。

芭蕉君が何か言ってます。

「さても 義臣 すぐつてこの城にこもり、功名一時のくさむらとなる。国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠うち敷きて、時の移るまで涙を落とし侍りぬ。」
【それにしても、義経は選りすぐった家臣たちとこの高館の城に立てこもり、この場所は一時の高名をたてたけれど、今は草むらとなっている。『都が戦に敗れても山河は残っており、都に春の季節がやってきて草や木が生い茂っている』と杜甫が詠んだ句を胸に、笠をおいて、しばらくの間、涙を流したのであった。】

失敬にもこちらは,暑くて汗を流しておりました…。


お次は中尊寺へ。

芭蕉君
「かねて耳驚かしたる二堂開帳す。経堂は三将の像を残し、光堂は三代の棺を納め、三尊の仏を安置す。」
【かねてからその評判を聞いていた二堂が開かれていた。経堂には三人(藤原清衡、基衡、秀衡)の像が残っており、光堂にはその三人の棺が納められ、そして阿弥陀三尊像が置かれている。】

ちなみにこちらの目的は
経堂でも金色堂でもなく,
本堂でのオオフジツボ奉納演奏でした。

しかし,境内はいい感じです。



月見坂を登るのは十数年ぶりかなあ…。
  

 
ちなみに
「シンボルカラーが世界遺産に似合わない!」
ということなのか?
モノトーンのセブンイレブン
やり過ぎでしょ…(汗



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軽朝食付きで¥4,800
じゃらんのクーポン使って-¥2,000でした。
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夜見ると間違ったカップルが飛び込んできそう…
 
 

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